放課後等デイサービスは、「障がいのある子どもを預かる場所」と思われることがあります。けれども本来は、お子さま一人ひとりの発達や特性に合わせて、生活する力や人とかかわる力を育てる「発達支援」の場です。ここでは、学童保育とのちがいと、よくある疑問をまとめました。
学童保育と放課後等デイサービスのちがい
学童保育(放課後児童クラブ)は、保護者がお仕事などで昼間家にいない小学生に、放課後の安心できる遊びと生活の場を用意するしくみです。
放課後等デイサービスは、発達支援が必要と認められた小学生から高校生までのお子さまに、特性に合わせた支援(療育)を行う国の制度(児童福祉法の障害児通所支援)です。5つの領域(健康・生活/運動・感覚/認知・行動/言語・コミュニケーション/人間関係・社会性)をふまえて、一人ひとりの支援計画をつくります。
学童と併用できますか?
はい。こども家庭庁の「放課後等デイサービスガイドライン」でも、小学生の年齢では放課後児童クラブ(学童)との併行利用や、学童への移行に向けた支援が想定されています。学童で過ごせていることと、専門的な発達支援が必要かどうかは、別の視点で考えるものです。
※利用するには、それぞれの手続き(放課後等デイサービスは通所受給者証)が必要です。
共働きではなくても使えますか?
学童とちがい、保護者が働いていることは、放課後等デイサービスの利用の条件ではありません。利用できるかどうかは、お子さまの発達の状況や、ご家庭の状況・ご希望などをふまえて、お住まいの市町村が決めます。
学校を休みがちでも通えますか?
不登校の状態にあるお子さまへの支援も、国のガイドラインに位置づけられています。学校やご家庭と情報を共有しながら、まずはお子さまの気持ちに寄り添って支援することが大切とされています。2024年度の報酬改定では、学校・家庭と連携して不登校のお子さまを支援する取り組みを評価するしくみ(個別サポート加算(Ⅲ))もできました。
※放課後等デイサービスは、学校の代わりになる場所ではありません。また、不登校であることだけで利用が決まるわけではなく、発達支援の必要性をふまえて市町村が判断します。
にんまるが大切にしていること
にんまるは、学童や学校に代わる場所ではありません。ご家庭・学校・学童のみなさんと協力しながら、お子さまがどの場所でも自分らしく過ごせるように支えたいと考えています。
「うちの子は対象になるの?」という段階でも、見学・ご相談はお気軽にどうぞ。手続きの進め方もご案内します。
参考にした資料
※制度の一般的な説明です。くわしくはお住まいの市町村の窓口でご確認ください。
